眼瞼下垂とアートメイクの緒方眼科クリニック|大田区蒲田駅近く

東京都大田区、蒲田駅近くの緒方眼科クリニックです。一般的な眼科診療に加えて、保険/自費での眼瞼下垂手術や、眉などへの医療アートメイクを行っています。

東京都大田区 緒方眼科クリニック
〒144-0051 東京都大田区西蒲田5-20-3
(JR蒲田駅西口から徒歩4分)
TEL:03-6424-8321
公式サイト:https://ogataganka.com/

眼瞼下垂手術:https://ogataganka.com/menu/ptosis.html
医療アートメイク:https://ogataganka.com/menu/medicalartmake.html

サプリメント  老人性黄斑変性編

2001年アメリカの国立眼科研究所で3640人の加齢性黄斑症の患者さんを対象に抗酸化ビタミンと亜鉛の摂取が黄斑変性症の進行リスクを低減することが示されました。

これが有名なAREDS(Age-Related Eye Disease Study)です。

加齢黄斑変性症の進行リスクを25%抑制するという!内容でした。

その後2013年には更に検討を加えられたAREDS2が報告され、AREDSより更に18%の進行リスクを抑制するとの結果が報告されました。

これにより老人性黄斑変性症はサプリメントの効果があると世に知られ、今では大学病院でも普通に取り扱われて患者さんに勧められています。

そのAREDS2のレシピは

ルテイン10mg

ゼアキサンチン2mg

ビタミンC500mg

ビタミンE400IU

亜鉛80mg

銅2mg


となっています。

ルテイン ゼアキサンチン 

抗酸化作用を持つ「カルテノイド(自然界に存在する天然色素の総称)」の一種で緑黄色野菜に多く含まれています。

私たちの目の中では水晶体、黄斑部に存在し、黄斑部では黄斑色素の成分として抗酸化作用もたらし老人性黄斑変性症の発症を予防してくれたり、最近よく聞くブルーライトもカットしてくれると言われています。

黄斑色素は加齢と共に徐々に減少し黄斑変性症眼では黄斑色素密度が正常眼より低下しています。

ルテインを最も多く含む緑黄色野菜はケールで100g中(21.90mg)、パセリ(10.01mg)、ホウレンソウはさらにその半分程度と言われています。ゼアキサンチンはパプリカに多く含まれます。

ちなみにルテインは脂溶性成分なのでお食事で摂取される場合は油で炒めると体内への吸収がしやすくなりますよ。

欧米の研究によると奨励される1日辺りの摂取量は6mgと言われており、
パセリだと12本、ホウレンソウ4.4株、人参だと13本なので毎日のお食事からの摂取を続けることは大変です。

その点サプリメントは安定して摂取可能ですね。

では、数多あるサプリメントどれを飲めばよいのでしょうか。

まずはAREDS2のレシピといえばこちら

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恐らく医療機関ではシェアー1位ではないか?と思います。

ボシュロム社 オキュバイト プリザービジョン2 3800円 (当院での1か月あたり税込)

こちらの難点としては、お値段が少々高い、1日3回は面倒、粒が大きくて飲みにくい

いずれも続けないと意味がありませんので上記に当てはまる人には、こちらをお勧めしています。

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こちらはわかさ生活のルテインプロ

大切なルテイン、ゼアキサンチンの量はそのままです。

粒が大きくなってしまうのはビタミンCのためでこちらは50mgと少ないですが、粒が小さくとても飲みやすいと思います。

そして、1日1回内服、お値段も2か月分で税込3990円と割安です。

その他、ルテインのみ、ビタミンCのみ、などもあります。その方に合ったサプリを上手に取り入れて頂くと良いと思います。


そもそもバランスの良い食生活が基本です。あくまでも食事のサポート、サプリメントは処方薬と異なり飲まなければいけないものではありません。

患者さんの自由意思で決めるべきものです。



今回は参考までに商品載せていますが、あくまでも参考にしてくださいね。




日本の医療費(薬の飲み残し)


4月5~8日まで東京フォーラムで日本眼科学会がありました。

今回のデザインは有名な村上隆ですが、眼科なので目のモチーフがあちこちに散りばめられています。

なんともキモ可愛いです。

外国人観光客が珍しそうに写真を撮っていました。

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今回も様々なシンポジウムがありましたが、医療政策について前財務副大臣櫻井充先生の出られるシンポジウムがありました。

報道2001年などテレビにも時々出られていますね。

普段は政治や医療政策について考えることは正直あまりありません。

ですが、実際聞くとなかなか目からウロコ。。。

話は多岐に渡りますがこれからごく一部ですが書いてみます。


皆さん、病院で処方された薬は全て飲んでいますか?

年間、薬の医療費はなんと8兆円です。

すると、5%のみ残すと4000億円、10%残すと8000億円の無駄。

皆さんもご自分のことを思い浮かべて頂いて、薬の飲み残し実際10%以上でもありえない事ではないと思いませんか?

すると1兆円以上の無駄.......すごい金額です。

薬を処方する側、される側、医療費の無駄をなくするために自分自身で努力出来るとこがあります。

また、飲んでいる種類が多くなるほど、その傾向が多くなるそうです。

10種類近く薬を飲んでいるご老人は決して珍しくないですよね。

飲み残しが無いようにしていく必要がありますね。
 

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