2018年03月
今日はゼオスキンの最も特徴的なプログラム
Therapeuticセラピューティック~治療~について説明いたします。
前回ご説明しましたように、トレチノインの働きは皮膚のターンオーバーを促進し
シミの原因のメラニン色素を外に出してくれます。
この時に皮膚は発赤、落屑を繰り返していきます。
特に最初は明らかに顔が赤くなり落屑時は黒い服を着ていると胸元にフケの如く薄皮が落ちている、なんて事態になります。
でも、その反応も徐々に収まって反応も出にくくなっていきます。
肌がトレチノインに馴れてくるんです。
そして、同時に強力な美白剤であるハイドロキノンを入れていきます。
ハイドロキノンはメラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤です。メラニン色素を合成させないようにするお肌の漂白剤です。
治療の期間は12~18週ですが、個人差はありますが発赤が最も強く出るのは最初の1か月ほど。
ここできちんと頑張れるかが効果のカギになります。
今回私は初めてまだ1か月ほどですが、シミが薄くなり肌の触った質は確実に変化していきました。
こちらが治療に使用するハイドロキノン入りの化粧品になります。
ミラミンとミラミックス。ミラミックスがハイドロキノンと混ぜる時に使用します。
次にトレチノイン
これら以外に専用のローションや洗顔せっけん、保湿剤、をプラスしていきます。
なるべく少ないラインナップでトライできるようにご相談に乗りたいと思いますが、
洗顔フォームのフォーマクレンズは洗顔後もとてもしっとりしていて、経過中私が一番つらかった肌の突っ張りを緩和してくれますし、化粧水のバラトーンもPHが低いので最も反応が出ているときはヒリヒリしみて使えないものの、軽くふき取るだけで不純物を取り除いてくれ使用感がとても良いので今後も使い続けたいと思うアイテムになりました。
トータルで揃えるのは最初に少し経費がかかりますが、機能的も使用感もとても良いのでお勧めできると思います。
ニキビ肌の方にもお勧めです。
次回は実際の私の治療経過のお写真をお見せいたします。
私はエステ体験もなく基礎化粧品も一度使い始めると基本的に変えません。
肌質も自慢できるような状態ではありません。
3年ほど前にシミはレーザーで除去しましたが、新しいシミがうっすら出てきました。
そして、50代目前のこの頃、急に肌の衰えを自覚し、美容化粧品のゼオスキンを試したところ、目に見えて肌質がグッと良くなりましたので当院で採用することにいたしました。
何故、気に入ったのか。他と何が違うのか。
何が良いのか。
皆さんにもわかりやすく紹介していきたいと思います。
ゼオスキンのプログラムはクリニック専売のスキンケア製品です。
それは、トレチノインを使用するからです。
トレチノインと言うのはビタミンAの誘導体で、その働きは皮膚のターンオーバーを促進し
シミの原因のメラニン色素を外に出す働きがあります。
そして同時に表皮の細胞が活発に増殖することにより、今までにない肌質を実感するようになります。艶、ハリが目に見えて変わってくるのです。
私はこのトレチノインを使用したシミの治療を10年ほど前からしていましたが、
シミが薄くなるだけでなく、欧米ではニキビの治療薬として広く使われていますし
その美肌効果は実感していたので、いつか顔全体に使ってみたいと思っていたところようやくそれを実現できるプログラムがこのゼオスキンだったのです。
そして肌に少し自信が出てきたので、すっぴんでもいられる肌を目指したいとここに宣言しました(笑)。
それでは次回は実際の製品と使用方法をご説明いたしますね。
先日のクリニックでのゼオスキンの製品説明をしました。
スタッフも試したいとみんな真剣です。
緒方眼科クリニック
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